ソフトコンタクトは、その名前の通り「やわらかく」「弾力性のある」レンズで、装着の違和感がなく、ズレにくいのが最大の特徴です。

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ソフトレンズについて

ソフトコンタクトレンズについて

その名の通り、やわらかいコンタクトレンズです

ソフトコンタクトは、その名前の通り「やわらかく」「弾力性のある」レンズです。
ソフトレンズの誕生も素材によるところが大きく、硬くないプラスチックの発明を応用し、ヒドロキシエチルメタクリレート (HEMA)をというコンタクトに適した素材を開発しました。

それまで課題となっていたハードコンタクトの違和感を、見事に軽減する新たなレンズとして販売されたのが1970年代です。
その後、ハードレンズよりも酸素の透過性が低く、乾燥しやすいなどの短所が判明し、素材は改良されました。

レンズに含んだ水分から酸素を透過させます

レンズに含んだ水分で酸素を透過させます

現在も使われているポリヒドロキシエチルメタクリラート(PHEMA)は、水分を吸う特性を活かし、眼の中の涙から酸素を透過させることができます。
スポンジのように水を含んで柔らかくなるレンズなので、乾くと硬くなって使えなくなるため専用の保存液が必要となるのです。

快適な反面手間がかかります

装着の違和感がなく、ズレにくいのがソフトコンタクトの最大の特徴です。
角膜をすっぽり覆うのでゴミやホコリが入りにくく快適ですが、その分だけ酸素の供給は阻まれます。また、角膜の異常に気づかず重症になるリスクもあります。
水分が多いため涙の成分であるタンパク質など汚れがつきやすく、衛生を保つ手間がかかるのも短所といえるでしょう。

さらに進んだシリコーンハイドロゲル

現在は、シリコーンハイドロゲル(SH)を素材とし、ハードレンズと同じくらい酸素透過性が高いレンズもあります。
酸素の透過を含水率に頼っていないため乾燥感が小さく、タンパク質などの汚れも吸着しにくいのが特徴です。

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コンタクトレンズやその使い方、注意しなければならないことなどについてまとめた、「コンタクトレンズについて」

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